2016年10月10日月曜日
食用ショウガを植えてみた結果!
珍しい知人が、「畑を見に来たよ」と家を探して訪ねてくれました。
ショウガの株を見て、「もう収穫したほうが良くない?」「うちはもう、全部抜いたよ」と。
なら、大きいほうだけ抜いてみようかしら。
根元の土を掘ろうとすると、「茎を引っ張れば簡単に抜けるで」と親切に教えて下さいます。
いえいえ、初めてのショウガ栽培なので、優しく土を掘って、どんな風に出来ているのか見ておきたいのです。色々と深い思いもあるので。
「はい、はい、なるほどね。」
土を払って行くと、土の中ではなんだかスゴイことになっています。ショウガの屏風が出来ています。
ショウガって、こんな風に出来るのですね。 嬉しくて、笑顔が潰れそうです。
そもそも、食用のショウガを保存中に、小さな芽が出たので植えてみたくなったのが始まりでした。
ならばと芽だしをしてみたら、元気な芽が出てくれました。
5/12に植付けて、いつ芽が地上に出て来るのか何度もホジホジして確かめていましたが、途中で芽だしして出ていた芽が消えてしまいました。ホジホジした事を責めました。
以来、6月になっても発芽の気配はなく、悲しい思いで諦めたのでした。
それが一ヵ月以上経ったある日、ひょろひょろの芽を発見した時は、眼を疑い、思わず拍手したものでした。
それから日除けをしたり、追肥と土寄せをし、敷き藁もして生長を見守りました。
その結果、この収穫です!
「来年は種芋買ってたくさん作るでしょ。」
そうですね。
返事をしたものの、今はただ、真っ白な新ショウガがとても眩しく、嬉しいだけなのです。
これ以上土に置いておくと、黄ばみを帯びて来るそうで、ちょうどいい収穫時期だったそうです。
小さいほうのもう一株は、発芽も生長もかなり遅かったので、もう少し様子を見てみます。
わざわざ来ていただいたお礼に、ご要望にお応えして、里芋2株と、袋栽培のゴボウ一袋分をお土産に掘りました。
「ありがとねー! 今度、米持って白菜貰いに来るし。」
その明るい元気さ、 とても好きです。
元気な笑顔だけでいいので、いつでも寄ってみて下さいね。