いきなり冬のような朝です。
農作業用ヤッケの下に裏起毛のパンツでも寒く、爽やかな秋は素通りしたのでしょうか。
芽だしをして丸一日経った白ネギ「石倉一本太ねぎ」と、「中葉しゅんぎく」を蒔きます。
「石倉一本太ねぎ」には、白い根がポツリと出始めています。
春の残り種なので、もう少し発根したほうが確実なのですが、有効期限ギリギリなら根が出過ぎる前に播いてしまいましょう。
玉ネギの苗床の空き地に、玉ネギと同じく5mm深の播き溝に1cm間隔で種を置いて行きます。
堆肥を混ぜた土をふるいかけ、軽く鎮圧し、やさしく潅水します。
暫くは乾燥の心配が無さそうで、ベタ掛けなどはしなくても大丈夫そうです。
来春に植え替えて、初秋の収穫まで1年、長いお付き合いが始まります。
一方の「中葉しゅんぎく」のほうは、根が出過ぎています。
前作を片付けて均しただけの場所に、根を傷めないようパラパラと振り落とします。
根が絡まって塊になった種だけをバラしておきます。
春菊栽培は4年目ですが、播いた通りに発芽した事が無くホントに苦手です。
播き残りで適当にばら撒いた種とか、こぼれた種とかはキレイに発芽するのに、きちんと播くとなぜか失敗します。
なので、今回は無施肥の苗床にばら撒きして移植する事にしました。
種が隠れる程度に薄くふるって覆土します。
今週一杯は冷え込むようなので、ビニールトンネルのお世話になります。
まだ発根の気配のないホウレンソウは後日ですね。
次は、3度播種に失敗し、4度目の予備で播いていた5度目の玉レタス「メルボルンMT」の定植です。
30cm間隔の千鳥植で、24株ピッタリでした。
左畝に4度目で発芽に成功した玉レタスがいます。
2日遅れて播いたので、大きさはほぼ同じです。 こんなにもどうするんでしょうね。
今春のように一度に出来て、我が家で消費する間もなく終わってしまうような事は、秋まきでは無いハズなので是非とも結球して欲しいです。
最後に、虫にまみれて虫かご状態の防虫ネットを片付けたばかりの大根「夏晴」に、虫取りの陣を張ります。
両目を見開き、両手を魔法のように使い、あっという間に取れればいいのですが。
白昼堂々と葉の上を歩くヨトウムシです。
葉の裏には、真っ黒なダイコンハムシの幼虫がウヨウヨと。
スダレのようになった葉の株元には、直径4cm程に育った大根が。
頑張って! 応援の追肥をしておきました。