風が冷たく寒いです。
大根が巨大化する前に、沢庵用を収穫してしまおうと、畑に出ます。
辛うじて細い「青首大根」です。
黒い雲に覆われる中、時折青空がのぞく、不安定な空です。
真ん中の太っちょさんが「おでん大根」で、直径が倍ほどあります。
収穫出来なかった他の「青首大根」は、追従するように太り始めていて、沢庵には不向きの太さになっていました。
左端の長いのは、違う品種が混ざっていたのか、交配したのか、異様に長いです。
沢庵向きですね。
こちらのシミ様は、キスジノミハムシの被害でしょうか。
この大根一本だけ、根の先が変形して黒ずんでいます。
生理障害なら良いのですが・・・。干した後に切ってみましょう。
わずかに8本だけだと、漬けられる丁度の桶がありません。
大きくなる前に収獲しておけばよかったですね。
さぁ、スナックエンドウ第2弾を播いてしまおうと下の田んぼの畑に降りると、
え、雨そんなにも降りました?
畝の両サイドに大きな水溜りが出来ていて、畑に入られません。
ならば、古いシイタケのほだ木を整理しましょう。
日除けをめくると、あらまぁ!! 猿の腰かけが2枚出て来ました。
巨大化したシイタケで、始めて見る大きさです。
横は19cmもあります。
下のと2枚ともほぼ同じ大きさです。
広げた手の上に乗せても大きな手なのに、すっぽりと隠れてしまします。
長い指先がわずかに見えています。
雨の後でもあり、重いです。
それが2段になって生えているのです。
ほだ木の裏側にも、巨大化して腐れかけたのがもう2枚ありました。
このほだ木、一昨年、ばあばが講習会から持ち帰った超肉厚の「ジャンボ椎茸」で、どこかの厳選品はマツタケより高価だと言われるシイタケだったらしいのです。
あ~、勿体ないことをしました。
キチンと立掛けて、次の発芽を待ちましょう。
日暮れ前、畑の水が引いていました。
遅れていた晩生玉ねぎ「もみじ3号」を植えてしまおうと思いつきます。
病気で傷んだ葉をさわらなければ、暗くなるまでの1時間で終わるでしょう。
良い苗を選んで7本づつ採って行きます。
いい苗に育ったのに、病気で枯れた葉が痛々しく悲しいです。それでも、最初ほどではなくて、寒くなったからか、感染が一段落した感があります。
苗をとり終えると、陽が沈み寒くなりました。
気合を入れて、赤玉葱を植えた続きに、晩生玉ねぎ「もみじ3号」350本を植えて行きます。
今年はすでに例年の倍近くの900本も植えています。
病気の苗でも他の野菜には感染の気配が無いので、どうせダメならと、ダメ元で植えています。
慣れも手伝い、今度は手の届く範囲で穴を開け、苗を落とす都度押さえて植付け、それから移動するとスムーズなのに気づきます。
去年までは植え付けるのが憂鬱になる位に丁寧に植えていて、500本を植えるのに何時間もかかっていました。
けれども、元々ダメ元ですし、強い苗だけでも残って結球してくれればとの期待から、少々乱暴くらいでちょうどいいと思っています。
そして、根が出ていても、問題なく大丈夫だと気付きました。
根の出たままの900本が、空に向かってピンと立っていますから。
根や葉を切って植え付けると方法もあるようですし、思っていた以上に強いのですね。
丁寧に植え付けていた過去3年を苦笑いしながら思い、順調に植付けます。
暗くなるまでに、無事350本が植えつけられました。
薄暗くなって、夜景モードでの撮影です。
苗取りから片付けまで、ちょうど1時間。 Good job!です。
昨日チェックしたターサイとチンゲン菜を収穫して帰ります。
結局、ターサイは、ダイコンハムシにかじられたほうから選んで間引き収穫しました。
ネギは、葉ネギを白ネギ仕立てにしたものです。
野菜たっぷりの甘酢あんかけで、カレイの唐揚げがとっても美味しく頂けました!
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