2016年11月19日土曜日

タマネギ 苗が無い!? 穴なしマルチって・・・

昨夜から暖房要らずの暖かさでした。

タマネギ苗が超品薄です。
どこも入荷待ちで並んでもすぐに無くなるそうです。
やっと手に入った苗は、竹串どころか、ツマヨウジサイズもあるとかないとか。

自家製苗は、ネギ葉枯細菌病に侵されているようで、収穫に至るとは思えません。
無病の苗を、100本ほど別に植えておきたかったのです。

困っていた所、無病の余った苗を頂いて、 無事植え付けることが出来ました。




この玉ねぎ苗 晩生もみじ3号」、お店には、10月下旬から大量に出ていて、今から!?苔立ちするんじゃない? と横目で見ていましたが、植え付け時に入った今、お店の箱は全て空っぽだったのです。

「明日10時頃入荷予定」と張り紙があり、数量は僅かで、並んで待っても買える保証はないと。
もう一軒は、「明後日入荷予定 時間数量未定」って・・・。

苗屋さんに行ってみると、「予約分も足りない位だから売ってあげられないわ」と。

困りました。
お隣さんも、つてを頼って苗屋さんに無理を聞いてもらったそうです。200本だけならと。
あちこち探しましたがありません。本当に困りました。

昨年、植え残った元気な苗を頂いた、ばあばのお友達に図々しく聞いてみます。

「100本なら確実、規格外の小さな苗でもよければ2~300は残ると思うわよ」と。
2~300もですか!?


嬉しい悲鳴です。
予定していた100本の畝ではとても足りません。
茹でて食べる用に残していたトマトの足元の落花生5株を慌てて撤去します。


定植が遅かったのでしょう。根がポットの形のまま残っています。

定植後暫く伸び悩んだのは、これが原因ですね。

こぼれ種のパセリも7株、避難させます。トマトの足元で肥料が切れて栄養不良です。




石灰と肥料を混ぜ込み、通常より高く畝立てをします。
前作のトマト栽培は堆肥のみで、堆肥はたっぷりいれてあるので省略です。
これで、300本ちょうどが植えられます。


オレンジのロープは、今回デビューの「畝立て紐」です。こんな物まで専用であるのですね。
100均のポリロープだとすぐにボロボロになり、強いロープを探しに行って見つけたのでした。

ただし、この紐、50mもあるので、扱いを間違えるととんでもない事になります。

袋を開けてほどく時、紐の反対を引いてしまい、50mが強烈にキンクしてこんがらがり、もう捨てようと思った程で泣きそうでした。
釣り仕掛けのように台紙に巻いて、[引き出し口]と書いておいて欲しかった。

昔あった洗濯ロープと同じ材質の2mmサイズで、ピンピンツルツル、すぐにキンクし、扱いには工夫が必要ですね。

とりあえず、10mづつに切り、ペットボトルに巻いておきました。




思わぬ時間を取られましたが、さぁ来い! 300本!!です。


頂いた玉ねぎ苗は、少ししおれているものの、濃い緑でしっかりとした晩生もみじ3号」です。
どうしたらこんなにも素晴らしい苗が出来るのでしょうね。


ただ、200本は残らなかったそうで、150本+規格外でした。
それでも本当に助かります。
病気の苗が全滅しても、頂いた苗は収穫できると思うだけで、心が安らぎます。

マルチを張って、隣のおじいさんの真似をし、移植ごてで穴を開けながら植えていきます。

ですが、穴あきマルチになれているからか、めちゃくちゃ面倒です。
適当な間隔も難しく、 1列で即挫折です。


まず、メジャーを張って株間15cmを決めます。 両端ともに15cm間隔でしるしを付けます。

次は、13cm間隔のしるしをつけた棒を作り、間隔を決めて穴を開けながら植えていきます。
が、これも2列目で挫折しました。

穴あきマルチに交換と思いましたが思い直して、棒に釘を打ち、メジャーで付けたしるしに合わせ、マルチを釘でひっかいて、全てにしるしを付けてしまいます。



更に、釘のしるしの上から包丁を刺して、全てに切れ目を入れます。
釘の代わりにカッターナイフの刃なら一度で終わったのに、などと思いながら頑張ります。
苗を植え始めてここまでで、1時間近くもかかりました。 ふぅ~~~。



マルチの切れ目に8mmの棒を突き刺し、3cmの深さの穴を開けて行きます。

そして、ようやく、やっとで、苗の投入です。
全て落としたら、苗をつまむようにして土を 押さえて終了です。流れ作業は早いです。



今日のMVPは、ストッパー付きの穴あけ棒ですね。

立ったままポンポンと刺せて、サイズもピッタリで非常に使いやすかったです。
支柱に使っていましたが、何の廃品だったのでしょう。大切に保管しておきます。



植え終わった180本の晩生もみじ3号」です。
ピンと立ち上がった元気な姿を早く見たいです。




一方、ネギ葉枯細菌病に侵されたと思われる自家製苗の晩生もみじ3号」です。
根付いたようですが、葉の枯れは止まっていません。
きっと、たぶん、ずっと、もっと、外葉が枯れていくのでしょうが、諦めないで育ててみます。


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