梅雨のような3日間で、タマネギの病変が一気に拡大しました。
べと病の蔓延です。
ついに、恐れていた事態がやって来ました。
悲惨な自家苗がダメだった時の保険にと植えた無病で元気だったタマネギまでも、ベトベトと枯れています。
葉ばかりが大きく育ち、つるボケ?などと苔立ちを心配しているどころではありません。
ようやく玉太りが始まったと喜んでいたのに、葉の表面のカビが広がり、葉一面を覆って、黄色くなって腐っています。
かなりヒドイ状況です。
こちら、悲惨な苗だった晩生タマネギ早播きです。
同じようにカビに覆われています。
元気苗ほど大きくはなっていませんが、玉太りも始まり期待が膨らんだ矢先でした。
丈夫そうにピンと立っている葉も、近づくと、恐ろしい程のカビに覆われているのです。
同じく悲惨な苗で、奥に晩生タマネギの適期播きと、手前に赤玉葱です。
一見、良さそうに見えても、植付け後、活着不良に肥料不足だったらしく、暖かくなるまで葉色が悪くて、生長も遅れていました。
なので、まだ玉太りしていません。
そして、真ん中あたりでは・・・。
眼をそむけたくなる光景です。
昨年同様、玉太りする事なく枯れてしまうのではと、恐怖が蘇ります。
今年は大豊作になりそうね!と、ご近所さんたちと語っていたのは、ほんの数日前です。
たった3日間で、こんなにも蔓延するなんて。
収穫まであとひと月足らず。
笑顔で収穫を迎えるのは、夢に終わるのでしょうか。