早朝から、サツマイモを植えたと興奮気味の声が響きます。
「苗が無かったのよー!」 と、お隣さんが、あちこちのお店を探し回ったとか。
え?!去年もでしたよね。
なので今年は予約をしたのですが、GW明けに届くはずの「紅アズマ」50本が、未だに連絡が無く気になっていた所でした。
予約したお店に連絡を入れてみます。
「あ、苗に病気が出て、今年は取り扱いを中止にしたと、連絡しましたが?」
え"ー!何も連絡は受けておりませんが・・・。
「じゃあ、紅はるかを取りに来られた時に言いませんでしたっけ?」
いえいえ、GW明けに届いたらまた連絡しますと伺いましたよ。
「連絡したハズですけどねえ。すみません。
病気の苗は売れないので・・・。すみません。」
無いなら仕方ありませんね。他所を当たってみます・・・。
という、信じられない会話があったのでした。
あり得なーーーーい!!!
すみませんで済むのなら、何の為の予約だったのでしょう!
すでに「紅はるか」50本は植え付けているので、まだ良いのですが、それでもプチパニックです。
別の苗屋さんに予約しているご近所さんに問い合わせて、冷静さを取り戻し、もう一度、お店に確認の電話を入れてみます。
紅アズマ以外の苗はありませんか?
「あー、今年の苗の仕入れは終わっていますから。」
何でもいいので、50本だけお願いできません?
「そうですねえ、・・・問い合わせてまた連絡します。」
そうして届いた「紅はるか」50本です!!
お詫びと言う事で、1000円ポッキリでした。世の中、悪い事ばかりじゃありません。
急な仕入れにもかかわらず、しっかりと根が出ています。
大きなゴミ袋に詰められて売られている苗とは、質も値段も雲泥の差です。
曇り空なのでと、日中に植え付けたら萎れてしまいました。
植え付け前に刈り取っておいた生草がスタンバイしています。
萎れそうな苗を、生草でそっと包んで行きます。
草刈り後の植え付け、そして生草マルチで、かなり腰に来ます。
もうひと踏ん張り!
生草マルチだと、萎れることなく根付くハズです。たぶん。
ついでに買った、花の咲いた白ナス2株です。
植える場所が無くて、落花生の畝に植え付けました。
一株は、根が回り過ぎていましたが、もう一株は、大丈夫でした。
ナスやピーマンの畝に落花生を混植するものと考えていましたが、落花生の畝にナスやピーマンを混植する。逆もアリですね!
芽の出たばかりのナスとピーマンも、もう少し大きくなったら、ここに植えましょう。
殻を割って、殻ごと播いてみた落花生です。
殻を持ち上げて発芽していました。
殻から出して播いた落花生は、不発が3穴ありましたが、殻付きには不発はありませんでした。
けれども、殻が重くて、もがいている種がかなりあり、中には、根が地上に出ているものも。
殻を取るのを、手伝っておきました。
これで伸び伸びと生長出来るでしょう。結果、どっちもどっち、ですね。
多く播く時は、やはり殻から出して播くべきですね。
少ない数を楽しみながら栽培するなら、割った殻に入れて播いて、土が盛り上がった所で殻をとってあげるのも楽しいと思います。
隣のトンネルでは、天井に届くくらいに大きく育ったナスとパプリカが、早く支柱を!と待っています。
なかなか答えてあげられません。
そのまた隣のオクラです。
昨年は、トンネル無しで植え付けて枯らしたので、今年は未だにトンネルの中です。
トンネルの外で発芽した苗が育っているので、そろそろ外しても良さそうですね。
セロリです。
何かがおかしいです。ん?
えーー!
こんなに小さいのに、苔立ちしてしまいました。
畑に持って出たのが早すぎて、寒さに当てたせいでしょう。
全滅です・・・。
次の種を準備しましょう。
年越しキャベツの"マルチ+防虫ネット"の収穫が始まりました。
"マルチ+ビニールトンネル"の収穫が終わり、"マルチ無し+防虫ネット"は、ようやく播き始めています。
沢山に頂いた苗を、時期をずらして収穫する実験は、ある程度成功です。
それにしても、今年の野菜は、柔らかくて甘くて、とても美味しいのはなぜでしょう。