ソラマメは、空しい豆と書いて、空豆と言うのです。
我が家の場合は。
ソラマメが、収穫サインを出しています。
雪に埋もれてか、病気だったのか、変色した部分を取り除いて以降、殆ど生長が止まったままで放置されていたソラマメですが、一応、実をつけていたので、摘心はしておきました。
それからしばらくたった今日、複雑な面持ちで膨らんだ莢をながめます。
びっしりと付いたアブラムシに、顔が引き攣ります。体も硬直します。
とても手を出せる状況ではありません。
少しマシな葉裏で、これなので・・・。ああ、眩暈がしそうです。
他に飛んで行かないよう、食品成分生まれの「カダンセーフ」をたっぷりと吹き付けておきました。
ん?なるほど。
ソラマメを作り始めてから2年目、それまでエンドウの生長点にびっしりと付いていたアブラムシが激減したのは、ソラマメがおとりになっていたのでしょうか。たぶん。
こちらの野ざらし冬越しキャベツは、アオムシにまみれています。
巻こうとする葉を、ことごとく食い荒らしています。
余った苗を適当に植えたこのキャベツも、おとり役になっているのでしょうか。
それにしても、ヒドイですね。
ベタ掛けでも、防虫ネットを掛けておくべきでした。
一方、病気に罹ったキャベツです。
たった4株の畝でしたので、防虫ネットに張り替えず、不織布トンネルに閉じ込めたままでした。
葉に艶が全く無いのです。下葉が枯れる前のようです。
葉を2-3枚落としたら、中は無事でしたが、茎は木のように固く、葉はピチピチに巻き過ぎて、お味のほうは今一つでした。
収穫適期が過ぎた同じようなキャベツが、あと3玉あるのです。
グリーンピースも、病気っぽいです。
スナックエンドウ同様、支柱の結び方が弱かった為に、自重で結び目が下がり、座屈してしまいました。
座屈を免れた数本は、緑を保ち、まだ元気に花を咲かせているので、座屈した殆どが黄色く枯れ始めているのは、座屈して傷んだところから、何かに感染したと思われます。
トウモロコシ畝の混植インゲンにも、怪しい葉がポツポツあります。
部分的にカリカリに乾燥するという、変な枯れ方をしています。
極力見たくない晩生タマネギです。
雨で悪化した病状は、晴れの日が続いているお陰で、また落ち着いています。
そこへ、心配していた苔立ちが始まりました。早播き畝のほうです。
去年よりも、茎の太さがしっかりとしているとはいえ、去年も最初は、こうして少しづつ抜いて行ったのですよね。
それから、
雨の度に病状が悪化し、玉太りする事なく、葉が腐れ・・・。もう、ため息しか出ません。
極めつけは、イチゴです。
大粒のしっかりとしたイチゴが採れていました。
それが、一昨日から異変が起きました。
イチゴの肩が水ぶくれのように白く退色し、触ると、ぐじゅっと果肉に指が埋まります。
特に大粒のイチゴに多く発症しています。
白く退色したところは、ぶよぶよとして腐っているのです。
なぜーーー!?
畑中が感染しているのではないかと・・・、へこみます。
その上に、カラスまでもが!
少し離れた隙を狙って、イチゴを盗って飛びました。んもぉ!!