カラカラの大地に、恵みの雨です。
されど、タマネギなどの病気持ちには、ソワソワする不安な雨でもあります。
耕作ならぬ、工作をします。
「ネット押さえ」兼、「トウモロコシの仮支柱」を作りました。
数買うと、結構なお値段になるので、針金ハンガーや、苗キャップの鉄線で作っています。
今回は、2.2mm×1200mm×20本入りの苗キャップの鉄線を、半分に切って曲げます。

500円程で、40本の仮支柱が出来ました。
雨の止み間をみて、トウモロコシ第4弾に、仮支柱として立てておきます。
生長著しいです。

ネット押さえとして使う際は、紐を結んで抜きやすくしています。
もう一つ、
ジョーロに漉し網を付けました。
漉し網がノズルの中についたジョーロは、川の水を汲んで使うと、すぐに詰まるのです。
注入口に細目の漉し網が付いたものを探しましたが、近くのお店にはありませんでした。
ならば、と自作します。
ジョウロにピッタリサイズの網が見つからず、ダイソーの天かすの漉し網を、切り抜いた鉢皿に留めます。
持ち手部分を切り欠き被せただけで、使い心地は、もう満点です!

後は、鉢皿を止めている漉し網の取っ手を、見た目良く変えたいですね。
ただ、錆びなければ良いのですが・・・。
さて、マルチをしていながら、すっかり砂漠化してしまった
里芋の畝です。
発芽率は、結局50%と言ったところでしょうか。昨年の半分ですね。
右側の赤芽大吉は、もう、これ以上、発芽する見込みは無いと思われ、マルチを剥がして、里芋の芽を覆っていた草を取りました。
しっかりと雨にあたって欲しい里芋です。
一方で、雨を恨めしく思う
タマネギがあります。
お隣さんの畑の
タマネギです。葉が大きくなり過ぎて、ツルボケを心配されていました。
一時、
べと病が心配されていましたが、しっかりと太って、早々と倒れています。
倒れて1週間になりますね。
例年なら、梅雨入りするかどうかの頃の収穫なのに、今年はとても早いです。
こちらは、そのまたお隣さんの
タマネギです。
たっぷりのモミ殻と、たっぷりの油粕を植え付けのひと月前に投入されています。
しっかり太って、元気そうで、羨ましい限りです。
そして、問題の我が家の
タマネギです。
保険で植えた無病の良い苗でしたが、
ベト病が蔓延しました。
マルチを剥がして、自然の風に当てています。
倒れているのは、無理やりに倒すと太るらしいとの記事に、玉太りを促してみているところです。
今のところ、太ったという実感はありません。

晴天続きで、
べと病が落ち着いたところに、この雨は辛いです。
また病状が悪化しそうです・・・。
こちら、雨に霞む山地をバックに、沢山実った
スナックエンドウです。
左半分が、第1弾で、右半分が、第2弾、20日遅れの時差播きです。
第1弾は、ほぼ収穫が終わりました。
今日の収穫の殆どは、第2弾で、量も減っています。

生り過ぎて大変だった
スナックエンドウも、あと1週間、収穫出来るかどうかですね。
終わりが近づくと、寂しいです。
少しづつ、長~く収穫出来るといいのに、と思います。
オマケの
ワラビです。
昨日、ばあばのお供で、
フキを取りに行って見つけました。

太陽が山に遮られた一画に、倒れた枯草の中からスイスイと芽を出していました。
ひと月前に採った、すぐ先の日当たりの良い土手は、大きくなった葉ばかりの
ワラビが、深い草に埋もれているのに、まだ、葉の開いたものが無いのです。
同じ谷で、こうも違うなんて、あるんですねー。驚きでした。