2017年3月31日金曜日

開墾、水没対策します 3/29-30

春霞のかかる暖かな陽気になりました。
裸の木々に春の花が開き、桜も近そうです。

一段下の田んぼの放棄地を開墾して畑に使いたいとお隣さんたちから申し出があり、喜んで使っていただく事になりました。
年に数回の草刈りの手間が省けるので、助かります。

さっそく皆さんで賑やかに開墾されていましたが、開墾中に出て来た石積みの大きな石を、一人でどう動かそうかと思案していると、
「こっちを耕してあげるから、石積みはボチボチすれば?」
そうですね、有り難いお言葉に甘えさせて頂きます。

お隣さんたちは、向こう半分を使われます。
我が家で使う、手前半分を一緒に耕して下さいました。






開墾中に出て来た難儀な石です。

タマネギの隣2畝は、昨年石を取り除いています。
更に2畝作る予定でしたが、石積みの先を耕していただいたのです。





この田んぼだった畑は、大雨の時は、雨が止んだ後も、水がどんどん湧いて来て畝が埋まるのです。
原因は、上にある水路の継ぎ目と、水抜きの横穴だと、昨年発覚しました。
この水路の穴や隙間からモグラ穴を伝って、湧き水の如くに水が溢れ出ていたのです。

今回耕して頂いた所は、開墾中の石積みから更に一段低くなっていて、大雨の度に、一面水浸しになる浸水地帯です。


この問題の水路に水が入る前に、コンクリートで穴と隙間を埋めておく事にします。



コンクリートを塗って埋めるだけと簡単に考えていましたが、想定外に手間も時間もかかります。

横穴には、石を詰めてコンクリートを載りやすくしたいのですが、横穴の殆どがモグラ穴と繋がっていて、詰めても詰めても埋まらないのです。

水が湧き出て来るはずです!

なので、詰めるのに丁度いい大きさの石を探すのに苦労して、詰めるのにも苦労します。 

半分も終わっていないのに、腰がもう止めようと騒ぎだしました。

そこで、やっと気づきます。
まず上からモグラ穴を踏みつけて潰しておけばいいじゃない。
穴は土で埋めた後、仕上げに石を詰めれば、石が少なくて済むという事に。

気付かなかった自分に愚痴をこぼし、ペースを速めます。

あと少しの所で、コンクリートが無くなり、わー、残念!
と言いつつも、半日も同じ姿勢で痛みを我慢していた腰は、開放感に浸っていました。




今後、水路を超えて水が溢れない限りは、今までのような水没はなくなるでしょう。

後は、念のために、田んぼだった周囲に側溝を掘ろうと思います。
と、お隣さんたちに話すと、早速畝立器で掘って下さいました!

そして、動かなかった大きな石も、掘り出してありました!

行動力のあるお隣さんには、本当に感謝です!!

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