2016年9月25日日曜日
さつまいもを掘りました! 里芋も掘り始めています
気温が高いうえに、湿度も高く、蒸し風呂のような畑です。
さつまいもの苗を植え付けて4か月が経ち、収穫時期が来ました。
左畝が「べにあずま」、右畝が「べにはるか」で、蔓を切っている所です。
マルチを剥いでから収穫します。
昨年は、一畝10mに25本づつ植えたら、一株に1~3本しか着かず、スカスカで土ばかり掘っている感じでした。なので、今年は詰めて38本づつ植えてみました。はい、詰めすぎでした。
まず、「べにはるか」から掘って行きます。
蔓返しをしている時、弱い株が枯れ始めました。今はしっかりとした株だけが残っています。
2~3株おきに残った蔓の地中の形を見て見たくて、丁寧に掘ってみます。
モグラ穴があるところは楽に掘れますが、他は水没したせいか、土が締まって掘るのに苦労しました。
掘り進めて行くと、一株が60cm程にもなっていて、芋も巨大です。
隣に株があれば確実に絡まっていますね。枯れたのは、自然淘汰だったのかもしれません。
こちらも包丁が立たないサイズです。掘る時は嬉しいのですが、使う時には本当に困ります。
「べにはるか」は、腕のような巨大化した芋ばかりなので、焼き芋専用ですね。
茎の枯れた株の僅かな細い芋には、芽が出ていて、堆肥枠の中で来年の肥料になります。
次は「べにあずま」を掘ります。
小さいながらも一株に3~4個の芋がついています。
枯れた蔓が無かったぶん、隣の芋と絡まっていたり、2割以上に芽が出たりしていました。
けれども、隣同士で仲良く養分を分け合って、使いやすいサイズばかりです。
なぜか蔓のしっかりした大きな芋からも、芽が噴き出している株があります。
水没した影響でしょうか。もったいないけれど堆肥枠行きですね。
「べにあずま」は、廃棄分を除いても、数も重量もあり満足です。
小さいとはいえ、巨大な「べにはるか」に比べるからで、十分に大きく程よいサイズです。
どちらの芋も、1/3余りはすでに掘っていてこれだけの量ですから、水没に耐えて良く出来たほうだと思います。
別畝の子供たちのぶんは、小さな手でも蔓を持てば抜けるように脇根も切って、抜きやすいようあらかじめ掘っておきます。
ゆったりと植えたこちらの畝では、大小さまざまな芋がついていましたが、巨大化していたのは「べにあずま」でした。
「べにはるか」は、程よいサイズが揃っていました。
同じ苗でも、この違いはなぜでしょう。不思議です。
カラスに狙われないよう、隣のジャガイモに敷いていた稲わらを剥がしてかけておきました。
子供たちの笑顔が楽しみです。
夏の渇水で実がつかないかもと心配していた里芋ですが、程よく実をつけていました。
普通はどれ位実が着くものなのでしょうね。よそ様のを見たことが無いのです。
一株が、お鍋にちょうどの量なので、とても使いやすくて助かります。
収獲してすぐの里芋は、口の中でとろとろにとろける柔らかさが堪らなくて、箸の止まらない夕食でした。