またまた事件です!
トウモロコシをもぎ取ったら、とても臭いのです。
え”ーー!手の中にいるのは、青いカメムシです!!
手袋を脱ぎ捨て、トウモロコシの皮を剥きます。
改めて見ると、あちこち、どこもかしこも、青いカメムシだらけじゃないですか。
昨年、オクラに大量発生していた「アオクサカメムシ」のようです。
あまり匂わないカメムシだと思っていましたが、結構臭いのです。
今、まさに交尾の時期のようで、つがいが目につきます。これ以上増えないで!
同じ数ほどのアマガエルがいても、並んでいたりするので、カメムシは食べないのでしょうか。
すると、一匹のカメムシが、蜘蛛の巣にかかりました。
すぐに糸を巻き始めた蜘蛛を見て、苦手だった蜘蛛を、大切にしてきた甲斐があったと喜んだのですが。
獲物を捕まえて意気揚々の蜘蛛は、糸をカメムシに3巻した瞬間、「うわっ!」と、一瞬にして飛ぶように逃げてしまいました。
よほど臭かったのでしょう。
逃げる様子がまるでマンガのようで、暫く笑いました。
それにしても、昨日も、こんなにカメムシやアマガエルがいたのでしょうか。
見ようとしないと、見えないものなのですね。
トウモロコシの皮を剥いてみると、茶色の傷が点々とあります。
昨日のトウモロコシにも、僅かにあったのですが、気にならない程度でした。
それが一日でこんな事になるのはなぜ?
え、もしかして!?
カメムシの吸った痕!?もう、それ以外に考えられません。
アワノメイガの被害は、覚悟していましたし、部分的に削り取れば、キレイになります。
けれど、このカメムシの痕は、広範囲で取る事も出来ず、気持ち悪いのです。
カメムシに吸いつくされる前にと、収穫3日目にして、トウモロコシ第3弾を、全て収穫してしまいました。
時すでに遅かったですが・・・。
残りの第4弾から第8弾まで、次々と控えているトウモロコシを守るには、もう戦うしかありません。
意を決して指先の感覚がわかりにくい皮手袋をし、カメムシ退治に出かけます。
このカメムシ、手で掴もうとすると、するりとすり抜けたり、ポトリと落ちてしまいます。
深追いすると、飛んで逃げたりもするのです。
それも、かなりの距離を飛ぶものもいます。
これからのトウモロコシや、他の作物に飛ばれるのは、とても困ります。
水を張った容器を受けて、払い落とし、捕獲する事にしました。
随分と逃げられましたが、それでも、見たくない数のカメムシ(閲覧注意)を捕獲し、川に流しました。
やろうと思えば出来るものなのですね。